准看護師は資格取得までの時間が短く、学費等も安価で済むことから多くの人が資格取得をしています。看護師資格一本化が広く議論されていますが、業務内容は正看護師とほぼ大差ないことから、准看護師資格で仕事をしている人も多くいます。

しかし将来のキャリアプランを考えたときに、「准看資格では働けるフィールドが限られる」「看護経験を積んでも部下が持てない、指導職に就けない」といった弊害も出てしまいます。
将来的に助産師や保健師資格の取得を検討しても、准看資格のままでは受験資格も得られません。
ただし准看護師は、正看護師に資格を切り替えられます。将来的なキャリアアップを検討するなら、正看護師資格取得も視野に入れましょう。

正看護師を取得するためには、看護師養成機関で2年以上の履修が必要です。最終学歴が中学校卒業の場合は3年以上の実務経験が求められます。資格を最短で取得するには、全日制の養成機関で2年間の履修が最善です。
働きながら通える定時制は、3年間の履修期間が求められます。規定年数の履修によって、ようやく受験資格が得られます。
正看護師になるには、国家試験の合格が必要です。
通信制での履修を希望する場合、准看護師として7年以上の実務経験が必要です。自宅で履修できるメリットがありますが、看護実習やスクーリングのために2年で50日以上の登校が必要となります。

働きながら資格取得の場合はもちろん、いったん仕事を休職して全日制の養成学校に通うにしても数年間の回り道となります。キャリアアップのための覚悟も求められるでしょう。